夏に嬉しい、とびきり美味しいアイスコーヒーの作り方
誰にでも超簡単にできるレシピです。
(超簡単だけど、ちょっと時間がかかります)
アイスコーヒー1杯分レシピ
珈琲粉 10g(お茶パック、だしパックなどに入れる)
水 200cc
珈琲粉をお茶パック、だしパックなど浸透性のあるパックに入れる。
普通に市販されているもので大丈夫です。
水にドボン。冷蔵庫で一晩(4〜6時間)
完成!!これだけです。
完成後は珈琲粉のパックを水から出してください。
入れっぱなしだと、エグ味や苦味が強すぎるコーヒーになってしまいます。
完成量でだいた160〜180ccくらいの
アイスコーヒーができあがります。
ちなみに、上記レシピの粉の量は「目安」です。
例えば「家族みんなで飲むからいっぱい作り置きしたい」
というような場合は、1Lで作ります。
水1Lに対して珈琲粉50g。で、ドボン。
おすすめは夜に仕込んで、朝一で冷たいアイスコーヒーをいただく。
夏の朝イチのアイスコーヒーは嬉しいですね。
水出しアイス珈琲の特徴
この水出し珈琲の特徴は、とにかくクリア!!
優しい味わい。きっと初めて作った人はびっくりすると思います。
以下、水出し珈琲の原理について。
珈琲と言う飲み物は、水に対して
珈琲の粉の成分を抽出させて味をつける作業で
出来上がる飲み物です。
その抽出方法が、ドリップだったり、サイフォンだったり、
エスプレッソだったりするわけです。
水出し珈琲は水の浸透圧を利用して珈琲豆の成分を抽出する方法。
珈琲には苦味成分が多く含まれますが、
熱いお湯を使うと多く抽出されるのが、この苦味成分。
水を使うということは、苦味成分が少なく抽出されるということ。
抽出されるのは珈琲豆の持つ味わい、コクなど、
いわゆるボディー感として感じられる成分がメインの抽出方法となります。
珈琲の味の好みは本当に十人十色。
粉の量を少なくしたり、多くしたり、
いろいろな種類の豆をアレンジしてみたり、
自分好みのアイスコーヒーを見つけるのもまた楽しみです。
仕事先とか、出先でも美味しいアイスコーヒーが飲みたい!
もちろん上記レシピで作ってもらった
アイス珈琲を水筒に入れ替えて持ち歩けばOKなんですが、
「昨晩仕込み忘れた!」なんて時。ありますよね。
そんな時は水筒にドボンしちゃってもOK!!!
ただし、水筒ドボンは、一日中水筒の中に
珈琲粉パックが入ったままになるので、
少し少なめの珈琲粉or少し多めの水で調整。
上記レシピ量でやると、苦過ぎというか、
渋み見たいのが結構出てきてしまいます。
私が個人的に水筒アイスコーヒーでやっている方法は、
水150cc、氷同じくらいの量に、珈琲粉パック10gドボン。
最初のレシピよりは薄めのアイスコーヒーになりますが、何より手軽。
氷は入れたいですね。やっぱ冷たが欲しいです。
体の冷やしすぎにも配慮をしつつ…。
時間短縮の裏技レシピ
裏技として、一晩も待ってられない!
と言うせっかちさんには、
水のみを使用するところを半分をお湯(沸騰したもの)、
半分を水にしてぬるま湯からスタートする方法も。
これだと半分の2時間程度で出来上がります。
ただ、上記の理屈でも述べましたが、
苦味成分が多めに抽出されるアイスコーヒーとなります。
苦味成分の多めの方が好きだわ〜という人ももちろんいると思います。
その辺りは実際にやってみてお好みで。
アイスコーヒーをお供に、暑い夏を乗り切りましょう!
美味しいアイスコーヒー用豆は?
アイス珈琲に向いている豆は「深煎り」の豆です。
冷たいものに対して、人間の味覚は酸味を感じやすくなり、
逆に苦味を弱く感じる性質があるためです。
なので、酸味を極力抑え、珈琲本来の味わいや苦味を
際立たせるための焙煎具合が「深煎り」ということになります。
ホットコーヒーで感じた苦味もアイスコーヒーにすると、
「何か物足りない・・・・」と言う具合になってしまいます。
深煎りの豆は焙煎の過程で珈琲豆の細胞が破け、
珈琲豆の中の油分、コーヒーオイルが表面に多く出てきます。
テカテカと黒光しているのは深煎りの豆の特徴です。
ぜひ深煎り豆をご購入いただき、
絶品アイス珈琲をお楽しみいただければと思います。
当店HPにてアイス珈琲用豆を販売しています。
とても貴重な東ティモール、オーガニックのナチュラルを使用しています。
アイス珈琲用に深煎りに焙煎。酸味はほぼなく、味わい、コク、苦味中心の仕上がりです。
ナチュラルならではの、フルーティーなアイスコーヒーは本当に絶品です。
暑い夏のお供にぜひどうぞ〜!!
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